お知らせ

言葉が他のお子さんと比べ遅いように感じる場合、どのように対処したらいいの?

言葉の発達

公園や乳幼児健診など他のお子さんと接する機会があると、他の子に比べて言葉が遅いのではないか…と感じてしまうこともあるかもしれません。
言葉の発達、特に1歳頃の発達はとても個人差が大きいと言うことを念頭に置いてください。そして言葉が遅いと感じる時に確認すべき3つのことがあります。

1つは耳の聞こえやお口の中の状態に問題がないかを確認すること。聞こえづらさや話しづらさの要因があると言葉が出にくいことがあります。
2つめは大人の言うことを理解できているか、そして3つ目は大人と目が合い、指さしをして振り返り、何かを教えようとするかどうかです。

これらの点に問題がなければ、3歳ごろまでにはお話しができるようになると言われています。言葉が少なくとも「こどものマネをする」「日常の中で言葉をかけながら行動する」「子どもの伝えたいという思いを受け止めて反応する」などを繰り返して行くことが大切です。また、言葉を育てる土台をつくるためには、楽しく遊ぶ、運動や心の安定、規則正しい生活も大切な要素になります。
気になることや不安がある場合には、幼稚園・保育所に通っている場合は先生や、児童館の先生、町の保育士や保健師などに相談してください。

松島町の子育て支援センターでは、保健師、保育士などの子育てに関する専門スタッフが、子育てをするママやパパの育児に対する悩みや不安を伺いながらアドバイスを行い地域全体で子育てをサポートしています。
ひとりで悩まず、なんでもお気軽にご相談ください。

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子どものかんしゃくがひどく、親やお友達を叩いてしまうときはどうしたらいいの?

子どものかんしゃく

子どもがかんしゃくを起こした時、落ち着かせるのに苦労されている親御さんも多いかと思います。特に、親やお友達を叩いてしまうなど、子どもが手を出してしまうことに悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

子どもがかんしゃくを起こすのは、自分の意思や気持ちをまだ言葉にできないからです。子どもが「悲しい」「悔しい」「怒っている」などと言葉で表現できるようになるためには、子どもの思いを大人が代弁してあげて、思いと言葉がリンクする体験を増やしていくことが有効です。

また、お友達を叩いてしまった時は、まずは2人を離した上で、子どもを落ち着かせてから対応します。叩いてしまった問題行動を指摘するよりも先に、問題行動の元にある子どもの気持ちを認めてあげましょう。その後に、やり方について「でもたたくのはダメだよ」とはっきり伝えるとよいでしょう。そうしてから、子ども自身にどうしたら良いか考えさせることや、「じゃあ次は言葉で嫌だって伝えようね」など、一緒に解決策を考えることも大切です。

その場で一生懸命子ども自身に謝らせようとしても逆効果になることもあるため、大人が上手にその場を収めてあげるといいでしょう。このように、問題行動自体に着目するのではなく、なぜその様な行動に至ったのかを考えて、どうしたら問題行動を減らしていけるか工夫したり対策を考えることが重要です。

松島町の子育て支援センターでは、保健師、保育士などの子育てに関する専門スタッフが、子育てをするママやパパの育児に対する悩みや不安を伺いながらアドバイスを行い地域全体で子育てをサポートしています。
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イヤイヤ期の子どもへの対応が難しく、つい怒ってしまう時の対処法

イヤイヤ期

子どものイヤイヤ期で悩まれている親御さんは多いのではないでしょうか?

子どものイヤイヤ期は『自分はこうしたい』というイメージや意思が生まれてきた証拠です。『自分の思いどおりにならない』葛藤とどう折り合いをつけるのかは、いかに子どもが多くの選択肢をイメージできるかにかかっています。

しかし、その場で選択肢を必死に伝えようとしても抵抗は止まらないことが多いです。
むしろ「〇〇したかったのね・・・!」など、まずは『思いを理解できた』というメッセージを伝えて落ち着かせることが大切です。
その後で『でも、お母さんはこう思うなぁ・・・』など、親御さんの気持ちを伝えることで子どものよりよい自己形成につながっていきます。
外出先などでひどく駄々をこねている場合などは、親御さんも人の目が気になって余裕がなくなるため、抱きかかえてその場を去ることも有効です。

子どもに対して感情的になりそうな時、意識的にちょっと一呼吸をし、落ち着いてから対処しましょう。
もしも、感情的に叱ってしまい自責の念に駆られてしまっても、叱らなければならなかった理由や子どもに伝えたかったことは何かを振り返り、次に同じような場面で活かせるようにしてみると良いでしょう。
また、体が疲れていると心にも余裕がなくなるので、日頃からできる限り親御さん自身の体調を整えておくことも重要です。

松島町の子育て支援センターでは、保健師、保育士などの子育てに関する専門スタッフが、子育てをするママやパパの育児に対する悩みや不安を伺いながらアドバイスを行い地域全体で子育てをサポートしています。
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子どもが保育園・幼稚園に行きたがらないときは?

新しい年度が始まり、保育園・幼稚園へ入所・入園したり、進級されたお子さんたち。どのお子さんも、新しい生活に慣れようと、その子なりに一生懸命がんばっている所だと思います。

毎朝スムーズに通ってくれるお子さんもいらっしゃれば、「保育園・幼稚園に行きたくない!」というお子さんも。
登所・登園渋りがあると、親御さんも対応が大変で、困り果ててしまったり強く怒ってしまうこともありますよね。そんなときは、お子さんは「お家にいたい」、「ママ・パパと一緒にいたい」=「ママ・パパが大好き」と感じている、と考えを切り替えてみると、少し気持ちを大らかに持てるかもしれません。

登所渋りは性格の個人差もあり、園に慣れるのが早い子・遅い子がいます。なかなか慣れることが難しいお子さんも、園で気の合う友だちを見つけたり自分の好きなものに出会うと、すんなり渋りがなくなることもあります。
パパに送ってもらう・先生とタッグを組んで小芝居をする・しっかり言い聞かせる・ごほうびを与えるなど様々な対応がありますが、友だちとのトラブルや体調不良が隠れていることもあるので見極めも必要です。
まずはいつも以上にスキンシップをとり、朝の時間に余裕を持ちましょう。あとは泣かれても先生にお任せする。後追いしなくなって淋しく感じる日がきっと来ます。

どうしても対応が難しいときは、まずは保育園・幼稚園の先生に相談することが一番ですが、松島町子育て支援センターでも子育てに関するお悩み相談をお受けしています。保健師、保育士などの子育てに関する専門スタッフが対応いたしますので、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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【6月は食育月間】よりよい食生活のためのワンポイントをご紹介♪


宮城県では、「ちょっとずつ塩eco(減塩)あと3g」と「野菜を食べよう ベジプラス100」の2つを大きな目標としています。

「食育」というと、堅苦しい感じ、「毎食用意するだけで精一杯…」と荷が重い感じがしてしまうかもしれません。でも、ちょっとしたポイントを心に留めておき、余裕のある時に気を付けてみるだけでも、十分に食生活の改善につながっていきますので、ぜひ下記のポイントをチェックしてみてくださいね♪

①「だし」を活用しましょう
かつお節や昆布などで料理の「うまみ」を引き出しましょう!

②汁物は 1 日 1 杯に努めましょう
汁物は、塩分が多く使われがちです。具だくさんにすると、食材の味が濃く出るため調味料の使用量が少なくてもおいしく食べることができます。

③めん類の汁は残しましょう
ラーメン 1 杯の塩分量は、おおよそ 5.0g です。うどんは、作る過程でも塩分が使われているため、お汁もすべて飲むと塩分多めになってしまいます。

③減塩商品を利用しましょう
減塩しょうゆや減塩みそなどの減塩商品を上手に利用しましょう。

野菜(特にほうれん草、小松菜、かぼちゃなど)に多く含まれるカリウムには、体内のナトリウムを排泄するはたらきがあります。上手に食事に取り入れていけるとよいですね。

お子さんの偏食、離乳食のお悩みなど、松島町子育て支援センターでは子育てに関するお悩み相談をお受けしています。保健師、保育士などの子育てに関する専門スタッフが対応いたしますので、おひとりで悩まず、ぜひお気軽にご相談くださいね。
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乳幼児健診・予防接種は必ず受けましょう

乳幼児健診は、生後間もない赤ちゃんの健康と成長を守るために必要なことです。発育・栄養状態の確認、先天的な病気の有無・早期発見、予防接種の時期や種類の確認など、必要な項目を定期的にチェックします。ママが普段気になっていることを小児科医や保健師、栄養士に相談することもできます。育児をサポートしてくれる人が周りに少なくなっている現在、定期的な乳幼児健診は、日頃育児を頑張っているママを精神的に支え不安を緩和する貴重な機会にもなっています。

また、予防接種も必ず受けさせてあげる必要があります。赤ちゃんがママから獲得した免疫は自然に失われていくため、予防接種で免疫を獲得しなければならないのです。赤ちゃんをワクチンで防げる病気から守るためには、生後2か月になったらできるだけ早くワクチンを受けることが大切です。その後もワクチンの種類、接種回数が多いので、かかりつけの医師と相談のうえ、計画的に接種しましょう。

乳幼児健診・予防接種について、日程等詳しくはこちらをご覧ください。
乳幼児健診・予防接種

また乳幼児健診とは別に、お子さんの成長や育児に関する悩みはのご相談窓口もございます。育児についてお一人で悩むことなく、気になることは何でも相談してくださいね。
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身近なものを活用して、おうち遊びを楽しく♪【年齢別】

松島町子育て支援サイト_おうち遊び

お子さんとおうちで過ごす時間、マンネリ化してTVや動画を見る時間が長くなってしまい、悩んでいらっしゃる親御さんは多いかと思います。
今回は、年齢別に、親子でおうちで楽しめる簡単な遊びをご紹介しますので、よかったら試してみてくださいね♪

【0~1歳…布を使ってみましょう】
布が1枚あることで、赤ちゃんはいつもの遊びも新鮮に感じます。布を使って「いないいないばぁ遊び」や「かくれんぼ」。フリフリ振りながら「追いかけっこ」やお尻に付けて「しっぽ取りゲーム」など、ねんねの年齢~はいはいやたっちの年齢までいろいろな遊びができます♪
※布を使って遊ぶときは窒息・誤飲の危険がないよう、最後に片づけるまで親御さんが目を離さずお見守りください。

【2~3歳…新聞紙を使ってみましょう】
新聞紙は手先や体全体を使った遊びに大活躍!
新聞紙をビリビリ破く→丸める。これだけでも、手指の発達を促します。
その後、的に当てたり、箱に入れる「バスケットボールごっこ」!
最後にはビニール袋に入れてお片付けも遊びながら出来ますよ♪

【3~4歳…新聞紙遊びを発展させて】
だんだんと手先が器用になり、想像力が発達してくるこの年齢にも新聞紙はぴったりです!新聞紙を折る、ハサミで切るなどして服やベルトを作ることで、微細な手指の動きの力を育てます。さらに、棒状にして剣に見立てて鬼滅ごっこなど、なりきり遊びでストレス発散も。

【5歳…さらに高度なゲームや工作も】
・新聞紙1枚で親子でジャンケンゲーム
それぞれ、広げた新聞紙の上に立ちます。じゃんけんで負けたら新聞紙を小さくたたみ、その上に乗ります。乗っていられなくなったら負け!忍耐力や身体バランスが鍛えられます。
・段ボールや箱を使って、ビー玉ころがし
お菓子などの空き箱の中に、セロハンテープなどで小さく切った厚紙などの障害物を付けていきます。付け終わったら、ビー玉を端から端まで転がせるか、チャレンジ!

いかがでしたでしょうか?身近にあるもので、いつものおうち時間が、子どもにとっては特別な時間に変わります。新聞紙を使った遊びなどは、年齢の違うごきょうだいも皆で楽しむことができますので、時には思い切り散らかしてもよい日をつくって遊んでみてはいかがでしょうか?
※誤飲やけがにご注意の上、大人の見守りのもとで遊んでください。

松島町児童館でも、いろいろな室内遊びを楽しむことができます。各種イベントも開催していますので、ぜひ遊びにきてくださいね♪
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どうしたらいいの?トイレトレーニング

トイレトレーニングについて悩むお母さんは大変多いと思います。
おむつが外れる時期は個人差がとても大きいので、年齢などにとらわれず、お子さんの様子を見ながら進めましょう。

【時期について】
トイレトレーニングを始めるタイミングは、お子さんの体と心の準備が整った頃が始める目安です。具体的には、

①おしっこの間隔が2時間以上空くようになった。
②上手に歩けるようになった。
③言葉が話せるようになった。(トイレしたいという意思表示ができるようになった)

このような成長段階になってきたら、トライしてみてもよいでしょう。

【トレーニングための工夫】
お子さんにとっても、おむつ以外にトイレをするのは初めての感覚で、トイレは狭く怖い場所に見えてしまいます。
また、トイレは子どもにとっては大きく、足が床に着かないため、いきみにくいという問題もあります。最初は、おまるや補助便座を使い、トイレをお子さんが好きなキャラクターで飾り、トイレに行きやすい環境を作りましょう。また、何回もトイレに連れて行くと、段々トイレに行くのがイヤになる子もいます。
おむつにしてもいいよと、言ってあげるのも一つです。トイレで出来たときは、いっぱい褒めてあげてください。

トイレトレーニングには失敗はつきもので、後戻りすることもあります。保護者の皆さんが焦ってしまい、イライラしたり、叱ってしまうと、なかなかトイレトレーニングが進まないということもあります。「おむつが取れない子はいない」と、無理せず進めていきましょう。

お子さんの成長や育児に関する悩みは、お気軽にこちらにご相談下さい♪
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子どもが育つ魔法の言葉

「親は子の鏡」という有名な言葉があります。
その言葉の通り、親は子どもにとっての「人生で初めて」かつ「最も影響力のある」手本です。
子どもは「親からされたこと」を素直に受け止め、手本にし、同じことを周りに与えようとします。

「子どもが育つ魔法の言葉」という本の中に、以下の言葉が書いてあります。

「こども」

批判ばかりされた 子どもは 非難することを 覚える。
殴られて大きくなった 子どもは 力に頼ることを 覚える。
笑いものにされた 子どもは 物を言わずにいることを 覚える。
皮肉にさらされた 子どもは 鈍い良心の 持ち主となる。

しかし、激励をうけた 子どもは“自信”を覚える。
寛容にであった 子どもは“忍耐”を 覚える。
賞賛をうけた 子どもは“評価すること”を覚える。
フェアプレーを経験した 子どもは“公正”を覚える。
友情を知る 子どもは“親切”を覚える。
安心を経験した 子どもは“信頼”を覚える。
可愛がられ抱きしめられた子どもは、
“世界中の愛情を感じとること”を覚える。

参考文献:子どもが育つ魔法の言葉
著  者:ドロシー・ロー・ノルト(.Dorothy Law Nolte)
     レイチャル・ハリス
翻  訳:石井千春
出  版:PHP研究所

子どもが心身ともに健やかに育つようにと、日々がんばって子育てをしているお父さん・お母さんにとって、とても大切な言葉が綴られていますね。
「親は子どもの手本」、このことを日々忘れずに、子どもにたくさんの「たくさんのいいこと」を与えられるようにしたいですね♪

「褒めること」が子どもの自信になる

ぬいぐるみをハグする女の子

子どもに大切なのは『自信』と『自分を大切にする力』です。それは植物の根のように、深く広く張るほど大きな実りをもたらします。
子どもの良いところを見つけ、褒めてあげること。褒められると人は誰でもは嬉しいし、やる気がでてきます。子どもも同じで褒められ、認められることによって喜びを感じ自信や自尊心を育てていきます。お手伝いをしてくれたら「ありがとう」と伝える、といった小さなことから一つずつ積み重ねていくと良いかもしれません。
もちろん褒めてばかりではいかない場合もあるでしょう。叱るべき時にはタイミングを逃さず叱る。そしてその後にはしっかりハグをして「大切に思っているよ、大好きだよ」という気持ちを伝えてあげてくださいね♪

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