子どものかんしゃくがひどく、親やお友達を叩いてしまうときはどうしたらいいの?
子どもがかんしゃくを起こした時、落ち着かせるのに苦労されている親御さんも多いかと思います。特に、親やお友達を叩いてしまうなど、子どもが手を出してしまうことに悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
子どもがかんしゃくを起こすのは、自分の意思や気持ちをまだ言葉にできないからです。子どもが「悲しい」「悔しい」「怒っている」などと言葉で表現できるようになるためには、子どもの思いを大人が代弁してあげて、思いと言葉がリンクする体験を増やしていくことが有効です。
また、お友達を叩いてしまった時は、まずは2人を離した上で、子どもを落ち着かせてから対応します。叩いてしまった問題行動を指摘するよりも先に、問題行動の元にある子どもの気持ちを認めてあげましょう。その後に、やり方について「でもたたくのはダメだよ」とはっきり伝えるとよいでしょう。そうしてから、子ども自身にどうしたら良いか考えさせることや、「じゃあ次は言葉で嫌だって伝えようね」など、一緒に解決策を考えることも大切です。
その場で一生懸命子ども自身に謝らせようとしても逆効果になることもあるため、大人が上手にその場を収めてあげるといいでしょう。このように、問題行動自体に着目するのではなく、なぜその様な行動に至ったのかを考えて、どうしたら問題行動を減らしていけるか工夫したり対策を考えることが重要です。
松島町の子育て支援センターでは、保健師、保育士などの子育てに関する専門スタッフが、子育てをするママやパパの育児に対する悩みや不安を伺いながらアドバイスを行い地域全体で子育てをサポートしています。
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