テレビやYouTubeなどメディアとの上手な付き合い方とは?
家事や在宅ワークなど、手が離せない時にテレビやYouTubeなどの動画を見せるのはよくあることだと思います。
集中して見る子も多いので助かる反面、乳幼児・幼児への影響や、動画に依存してしまうのではないかなど気になることも多いと思います。
テレビやスマートフォンに依存した子育ての問題点として、愛着形成の問題、視力への悪影響、体内時計への影響(睡眠への影響)、動画を見せている間、子どもから目を離す時間も増えて子どもの事故に気付きにくくなるなどの弊害が指摘されています。これは時間が長くなればなるほど深刻になってきます。
しかし、実際にメディアと日常を切り離すことも困難であることから、毎日短時間で、2回までなど回数を決めること、画面から離れて見ること、電車やバスなど振動のある場所で見せない(視力の発達によくない)、子どもに有害なコンテンツを見なくてすむように最低限フィルタリングを使うようにするなどの工夫をすることが大切です。
また、夜間にスマートフォンなどの機器から出るブルーライトは浴びると脳が昼間と勘違いして、睡眠を促進するメラトニンというホルモンが抑制されるため見れば見るほど眠れなくなり、もっとスマートフォンが見たくなるという悪循環に陥ります。
眠る前の2時間前まではテレビやスマートフォンは見ないようにした方がいいと言われています。